化学療法室での出来事アレコレ 【乳がん抗がん剤治療】

こんにちは!さほです♡

30代半ばで乳がんになり

備忘録としてブログしてます

 

今日は抗がん剤を点滴する部屋「化学療法室」での出来事アレコレの話

 

 

化学療法室

抗がん剤の点滴は化学療法室で行われます。

ホルモン治療の注射もここで打ちます。

化学療法室に入ると薬の独特な臭いがして、副作用が強い抗がん剤治療中はその臭いでテンションが下がっていました。

化学療法室にはベッドと歯医者さんのイスのようなリクライニング機能付きのイスタイプのお部屋がありました。

部屋と言ってもカーテンで仕切られているだけなので、話し声などは筒抜けです。

そんな化学療法室で起こった出来事です。

 

情報が筒抜け

患者を取り違えたり薬を間違ってはいけないので、最初と薬の交換のタイミングで必ず生年月日と名前を聞かれます。

これが筒抜け。

こっそり生年月日を聞いていましたが、私より若い人に最後まで出会わなかったなぁ。

やっぱりガンになるには若いよな。

逆にけっこう高齢の方もいて、副作用大丈夫かしらと勝手に心配したりして。

 

抗がん剤点滴中に出る症状

私が抗がん剤点滴中に起きた症状は「点滴速度が速いと血管がちょっと痛い・冷たい」ってことくらい。

 

抗がん剤開始後すぐの頃に隣の患者さんが

「心臓が痛い!!冷たい!!止めて!!」

と叫んでいて、心臓痛いの?マジ??と、ビビったのを覚えています。

 

アレルギーが出てしまったらしく

「ブツブツがでて痒い」

と言っている方もいました。

 

薬品が違うと出る症状も違うのかな。

個人差もあるしね。

 

そういえば私も1度だけ激しい副作用起きたんだった。

ごく稀に出ることがあるって言われる副作用が出た話はこちら

 

血管が行方不明で点滴の神が降臨した話はこちら

↑この記事で書き忘れましたが、針刺されるのを失敗されると大きなアザになります。

冬は服で隠れるからいいけど、夏は見えるのでちょっとイヤだった思い出。

 

ブツブツおじいちゃんにイライラおじさん

ある夏の日、点滴を受けていると甲子園を見ていると思われるおじいちゃんがいました。

なぜ甲子園見てると分かるのかというと、ブツブツ実況しているのです。

ずーーっと「あーでもない、こーでもない」と喋るおじいちゃん。

イヤホンをしているせいか歳のせいか、まぁまぁなボリュームでしゃべり続けてます。

 

年寄りと暮らしてると分かるけど、テレビと喋るんだよね。

あれなんでだろね。

心の声がダダ漏れ‪w

 

それにイライラしだすおじさんが出現します。

「うるさいなぁ。ホントにうるさいなぁ。黙らんかなぁ」

とブツブツ文句を言い出すおじさん。

その文句はイヤホンしてるおじいちゃんには届きません。

 

ってか、声に出してる時点でお前もうるさいからね。

 

ちょっと面白くなってきて笑いをこらえる私www

笑いが漏れたら隣の人も笑ってた‪w

 

しばらく険悪な雰囲気が流れていましたが気が付いた看護師さんがブツブツおじいちゃんに独り言言わないように注意してくれて事なきを得ました。

やれやれ。

 

ベッドの枕

ベッドの部屋に案内される日は副作用が強い時や点滴の時間が長い日です。

ゆっくり寝られるのでベッドいいんですが1つだけ難点が。

それは枕からの「加齢臭」

枕カバーは患者ごと交換しているようですが、カバーより下にしみこんでいるんでしょうね。

加齢臭が気持ち悪くて枕は使わないか持参したタオルをひいていました。

 

最後に

こんな感じで化学療法室ではいろいろあったので最後の点滴の日は感慨深かったです。

何回も通っているので看護師さんたちとは顔見知りになります。

みんな優しい人ばっかりでよかった♡

カーテン越しとはいえ人間観察できる化学療法室。

なかなか面白いです(*‘∀‘)

 

最後までありがとうございます♡

 

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